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絵本作家は死なない~松谷みよ子さんのニュースを受けて


松谷みよ子さん死去…「ちいさいモモちゃん」 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 
毎晩、寝かしつけ前に子どもが選んできた絵本を読むのですが、今日は私が選んだこの2冊を読みました。

松谷みよ子さんの絵本「いないいないばあ」と「おふろでちゃぷちゃぷ」

4歳の娘が「なんで今日はこの本なん?」と聞くので「この本を書いた人が今日なくなったんだよ」と説明したら「なくなったらなんで本読むん?」と納得のいかない様子。
そりゃそうか。”追悼”という概念は子どもには難しすぎるようです。しかし、だからこそ「絵本作家は死なない」んだと思います。
子どもにとっては昨日も今日も明日も「大好きな絵本」ってだけで、作者が生きているかどうかは関係なくて。絵本と子どもの関係性は、子ども自身の中に存在しています。だから、子どもがその絵本を好きであり続ける限り、絵本は死なない。絵本作家さんが生み出すものの永久性に、改めて憧れと尊敬の気持ちを抱きます。
 
「いないいないばあ」そんな簡単なことばなのに、子どもはみんな大好きですよね。
1歳の息子は、私が「ばあ」と言った瞬間、にこ~っと笑って私の胸に飛び込んきます。その姿が可愛くて可愛くて。
松谷さんに「たくさんの子どもとその親を幸せにしてくれてありがとうございました」と言いたいです。