簡単だけれど効果抜群!「子育てママのためのプチ・デジタルデトックス」
スマホ中毒問題は多く語られていますので、いまさら私がデメリットをつらつら並べる必要もないかと思いますが、一方でメリットも多いので使用を中止することは難しいですよね。
私自身、あまりアプリなどは使ってないし、LINEで誰かとやりとりすることもあまり無いし(友達があんまりおらんということです、えぇ。)「自分はスマホ中毒とは縁遠い」なんて思っていますが、気がつくとスマホを探してることが多いです。ちょっとした事でもスマホ無しではできない自分。子どもの体調が悪ければすぐにネットで病気を検索してしまう自分。そんな自分が情けないなぁと思って、デジタルデトックスを始めることにしました。
「デジタルデトックス」とは「IT機器を触らない時間を作る」こと。2012年頃から使われている言葉のようです。(私は最近この言葉を知りました)
紹介されているようなものだと、滝行に参加してデジタル機器を一切触らない!ってえらく本格的ですが、子育て中にそんな時間とお金がかかる方法、現実的ではありません。
私は「プチ・デジタルデトックス」と銘打ったゆる~い感じのルールを決めて始めてみました。
「子育てママのためのプチ・デジタルデトックス」ルール3カ条
- 子どもが起きている間はスマホ・PCをさわらない(電話の着信やメールの必要なやり取りは除く)
夜、子どもを寝かしつけた後と、朝、子どもが起きてくる前と、あとは日中働いているので自分の休憩時間を「デジタル機器を触る時間」に定めることにしました。はい、結構デジタルタイム取ってます。負荷を軽くしないと続かないもので... - SNSでの発信をやめる
ツイッターやFacebookで何かを投稿すると、いいね!やコメントを確認して、それに返信する時間が必要に。自分ばかりコメントをもらうと申し訳ないので友人にもコメントをしたり、またそれに返信したり。しかし、サービスから退会しちゃえるほど男前な性格ではないので、自分はアップしない、友人の投稿は「ヒマな時にしか見ない」というスタンスにすることにしました。 - ネットのニュースを見ない
World wide webとはよく言ったもので、ネットをし始めるといろんな罠にひっかかるんです。◯フーなんて開いたら最後。面白そうなタイトルのニュースや「これを読んだ人はこんなのも読んでます」に絡め取られてしまいます。これで余裕で2時間コース。『目的外のことをしない!』というルールだとちょっと漠然としすぎなので、とりあえずニュースだけは見ない!と決めました。
プチ・デジタルデトックスをした結果
子どもが一人遊びをしている時間(テレビ含む)は私の格好のスマホタイムだったのですが、スマホ断ちすることによって子どもの遊びをじーっと観察することになりました。すると「あ、こんなにレゴ上手になってたんだ」とか「テレビを見る時の目つき怖いなぁ」とかいろんな発見がありました。スマホの画面ではなく、子どもの目を見て会話する時間も増えました。
じーっと見ていると改めて我が子は可愛いなぁと思うわけです。こんなに可愛い子がそばにいるのに、スマホの画面を見ることにいったいどれほど時間を費やしてしまったんだろう、と過去の自分を悔やんだり。
子どもとふれあう時間は間違いなく増えました。
では、スマホやPCを触る時間が減ったのか、というと大きくは減ってはいないです。減ったのはどちらかというと睡眠時間のような…。
一日の中でちょこちょこスマホを触っていたものを時間を区切ってやるようにしたことで、自分がどれほどデジタルに時間を費やしているのか可視化できるようになり、やることの取捨選択ができるようになりました。
デメリットといえば、やはりPCを触る時間が減ったので家計簿をつけたりネットで洗剤を注文したり、という作業が滞ってしまい家事に影響を与えていることぐらいでしょうか。まぁ、こんな記事を書くヒマがあれば洗剤を注文せいって話なんですが。
そんな訳で、子育て中のママには是非プチ・デジタルデトックスを試していただきたいと思います。自分にあったルールで、負担なく、友達も失わない程度に。