【雑誌レビュー】VERY2月号の見どころは?
雑誌のレビューは早く書けば書くほどよいと思ってるのですが、時間がかかりました。今月のVERYはかなり内容が濃く、読むのに時間がかかったからです。やっぱりファッション重視の号は面白い!
滝沢眞規子さんが加速している!
まず、我らが滝沢眞規子さんの冬アウター全部見せ。
滝沢さんが私服で今季のアウターを紹介するというたまらない企画です。やっぱ滝沢さんは私服が一番お洒落!
アウターどれも素敵でした。しかも凄い量。どれも高級であんまり参考にはなりませんが、昔のファッション誌ってほぼこんな感じでしたよね。いつの間にユニクロやらPLSTやらZARAやらデイリーに買える服のカタログみたいになったのか。
アウターと共にコーディネートされたバッグも全部私物っぽいんですが、HERMESやCELINEやTODSや、まあため息の出るようなラインナップ!毎日靴下履き替えるようなノリでブランドバッグを持ち替えるという、まさにVERY奥様の王道!一体年間の服飾費はいかほどかかっているのか?
とまぁ、滝沢さんについて語るときりがないのでコノへんにしておきます。
読者はより自分に近い存在を求めているのか?
お次はチームVERYのファッション見せ。
『VERYの舞台裏』という企画でライターの高橋志津奈さんや白澤貴子さんが華々しいデビューを飾ったのがちょうど一年前のこと。よほど反響が大きかったのかその後毎月のように彼女たちの顔をVERY誌上で見ることになるのですが、それに味をしめた編集部が他のライターさんもスタイリストさんもモデルさんも全員集合で私服ファッションを披露する企画をぶちあげたようです。
ファッション業界人といえども、出てくるのが素人さんが多いわけでやはり微妙な方もたくさんいらっしゃいます。(高橋さんや白澤さんはやっぱり凄かったんや…)しかし、出てくる人数が多いのでコーディネートもたっぷり見れてお腹いっぱいの企画ではあります。
ライターさんとモデルさんの服装を比べると、マネしたいなぁって思うのは意外と前者だったりするんですよね。モデルさんのは一歩先を行きすぎていて参考にしがたい部分もあるので。そういう読者の空気感を読んで、これからもVERYは「スタッフ推し」でくるんだろうなぁ、とビシビシ感じさせる企画でありました。
微妙すぎる次なる流行りモノ
流行りモノって大抵「マジでか?!」と思うようなダサいものを最先端の人が取り入れだして、オシャレに見えるようになっていき、じわじわ末端まで広がっていくのですが、今回のVERYで推しているものはさすがにどうなの?っていう感じで。
スノーブーツ
デニムonデニム
アウターの中にダウンベスト
個人的にはいずれも無し。今月のVERYを読んでいなくて、友人がこんな恰好していたら「うわっ」って思っちゃいます。でも、来年の今頃には流行にのってやっちゃっている可能性もなくは無いのがファッションの恐ろしいところですね。